
札幌の排雪はいつ?2026-27年の冬は生活道路の約7割で地域の支払いなし|除雪との違いと対象地区
札幌の生活道路の排雪は、例年1月下旬から始まります。ただし2026-27年の冬は仕組みが大きく変わります。札幌市は、東区・厚別区・清田区・西区・手稲区の全域と、ほかの5区の一部で、地域の支払いがいらない排雪を行います。対象は約2,600kmで、生活道路全体の約7割です(札幌市・2026年10月28日更新)。
この記事では、除雪と排雪の違い、自分の地区が対象かどうかの調べ方、車を持つ人が気をつけることをまとめました。
除雪と排雪の違い
除雪は、道路の雪を脇に寄せる作業です。排雪は、脇にたまった雪をトラックに積み、雪堆積場などへ運び出す作業です。除雪だけだと道の両側に雪山が育ち、冬が進むほど道が狭くなります。そこで排雪が必要になります。
| 作業 | 内容 | いつ |
|---|---|---|
| 新雪除雪 | 積もった雪を道の脇に寄せる | 雪の深さが10cmを超え、車が走りにくくなりそうなとき |
| 路面整正 | 固まった雪の凸凹やわだちを削って平らにする | 路面の凸凹で走りにくいときや、雨や急な気温上昇のおそれがあるとき |
| 拡幅除雪 | 道路脇の雪を積み上げて車線の幅を広げる | 道幅が狭くなったとき |
| 排雪 | 雪を運び出す | 生活道路は例年1月下旬から |
新雪除雪の時間や路上駐車の決まりは、札幌の除雪と冬の路上駐車にまとめています。
2026-27年の冬はどう変わる?
札幌市は、市が中心になって生活道路を排雪する「試験施工」を広げています。今冬の対象は次のとおりです。
| 区 | 今冬の対象 |
|---|---|
| 東区・厚別区・清田区・西区・手稲区 | 区の全域 |
| 中央区 | 苗穂連合町内会、曙地区連合町内会の地域 |
| 北区 | 拓北・あいの里連合町内会、新琴似連合町内会、新琴似西連合町内会の地域 |
| 白石区 | 北東白石連合町内会の一部、菊の里連合町内会、北白石連合町内会の地域 |
| 豊平区 | 月寒・西岡・福住・東月寒の各地区 |
| 南区 | 澄川・藻岩下・真駒内・藻岩・南沢の各地区、芸術の森・藤野の各地区 |
連合町内会に入っていない地域も含まれます。一部の区の範囲は、札幌市の試験施工のページにある地図で確かめられます。
これまでの排雪と何がちがう?
| 試験施工 | パートナーシップ排雪 | |
|---|---|---|
| 地域の支払い | なし | あり(2025-26年の冬は1kmあたり361,500〜516,400円) |
| 申し込みや地域の調整 | いらない | 町内会などの合意と申し込みが必要 |
| 作業の決め方 | 町内会の区域にとらわれず、雪の状況に応じて昼や夜に行う | 排雪予定日を市が決める |
| 残る雪 | 通行幅は道路幅の6〜7割、路面の雪は厚さ10cmほどが目安 | 試験施工より雪が少なくなる |
つまり、お金の負担はなくなりますが、道の脇に残る雪はこれまでより多くなります。道幅8mの道路なら、通れる幅は5m前後が目安です。
対象にならない道路
私道は対象外です。除雪機械が安全に作業できない道路も入りません。試験施工の地域の私道や、対象外の地域で排雪したい場合は、これまでどおり次の制度を申し込みます。
- パートナーシップ排雪:地域と市が費用を出し合って排雪する。シーズン1回
- 市民助成トラック制度:市がトラックを貸し、積み込みや安全管理は地域が行う。シーズン1回で、2つの制度は重ねて使えません
2025-26年の冬の申し込みは12月18日から1月8日まででした。どちらも令和8年度も利用できます。今冬の期間は札幌市の案内で確かめてください。
排雪はいつごろ?
パートナーシップ排雪は、例年1月下旬からおよそ1か月の間に行われます。市民助成トラックは、2025-26年の冬は1月15日から3月15日まででした。試験施工は、町内会の区域にとらわれず、雪の状況に応じて市がルートと時間帯を決めます。
大雪の年は予定が変わることもあります。2025-26年の冬は、2026年1月25日の大雪を受けて市が生活道路の緊急排雪を決め、パートナーシップ排雪は取りやめになりました。
車を持つ人が気をつけること
路上に車を置かない
排雪には大きな機械とトラックを使います。路上駐車があると、作業が遅れたり、できなくなったりします。車庫の前の雪は自分で片付けることになり、その雪を道路に戻すことはできません。
排雪の前は道が狭く、見通しが悪い
1月に入ると、道の両側の雪山が高くなります。交差点では、横から来る車や歩行者が見えにくくなります。一時停止のあとは少しずつ前に出て、確かめてから進みましょう。すれ違いが難しい道では、広い場所で待つのが安全です。
冬の準備を先に済ませる
札幌の根雪は平年12月6日に始まります。時期は札幌の根雪はいつから、冬タイヤや車に積むものは冬の車の準備で確かめられます。
よくある質問
Q. 札幌の排雪はいつから?
パートナーシップ排雪は例年1月下旬からおよそ1か月の間です。今冬の試験施工は、雪の状況に応じて進められます。
Q. 排雪の費用は誰が払う?
試験施工の地域では、地域の支払いはいりません。パートナーシップ排雪は、地域と市が費用を出し合います。
Q. 自分の家の前の道は対象?
東区・厚別区・清田区・西区・手稲区は全域が対象です。ほかの5区は一部なので、札幌市の地図で確かめてください。ただし私道は対象外です。
Q. 排雪のときに車はどうする?
道路に車を置かないようにします。路上駐車があると、作業が遅れたり、できなくなったりします。
Q. どこに聞けばいい?
試験施工は札幌市雪対策室計画課(011-211-2682)、パートナーシップ排雪と市民助成トラックは雪対策室事業課(011-211-2662)か、お住まいの区の土木部維持管理課です。
出典:札幌市「生活道路除排雪の試験施工」/札幌市「パートナーシップ排雪制度」/札幌市「市民助成トラック制度」/札幌市「新雪除雪」
※ お出かけの前にご確認ください
掲載している内容は執筆時点(2026年10月31日)の情報です。
作業の予定や申し込みの期間は、札幌市の公式サイトなど最新の情報を必ずご確認ください。




