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天然のさけ・いくら丼が100円|札幌チカホ「秋さけ祭」の会場・駐車場と記録的不漁の数字【2026年の日程は未発表】
ドライブ・レジャー2026-09-11

天然のさけ・いくら丼が100円|札幌チカホ「秋さけ祭」の会場・駐車場と記録的不漁の数字【2026年の日程は未発表】

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天然のさけ・いくら丼が100円。札幌のチカホで年に1回だけ

札幌駅と大通をつなぐ地下歩行空間「チカホ」で、秋に1日だけ開かれる「北海道定置漁業協会 秋さけ祭」。道内各地の定置網の漁師が秋さけの製品と旬の水産物を持ち寄って売る催しで、目玉は天然の秋さけを使った「さけ・いくら丼」が100円で出ることです。北海道庁の報道発表(2024年)によると、11時30分と12時30分の2回に分けて各250食、合わせて500食が用意されました。

先に大事なことを書いておきます。2026年の秋さけ祭は、この記事を書いている2026年9月10日時点で日程・会場ともに未発表です。主催の北海道定置漁業協会には公式サイトがなく、告知は例年、北海道庁の報道発表として開催の直前(2024年は12日前)に出ます。この記事では、道庁の報道発表に載った過去の開催内容をもとに「どんな催しか」「会場はどこか」「車で行くならどう停めるか」をまとめ、あわせて今年の秋さけがなぜこれほど少ないのかを公的な数字で整理します。発表が出たら日程を追記します。

2026年の開催は執筆時点で未発表。発表はどこに出るか

秋さけ祭は、北海道定置漁業協会が主催し、北海道と北海道漁業協同組合連合会が後援する催しです。協会には公式サイトがなく、公表されている連絡先は電話(011-261-1033)だけなので、ネットで確かめるなら道庁の発表を見るのが確実です。2024年は10月7日に道庁から報道発表が出て、10月19日(土)に開かれました。

  • 北海道庁の報道発表:2024年の発表資料は水産林務部の「北海道定置漁業協会 秋さけ祭(第12回)の開催について」(PDF)。2026年分も同じ形で出ると考えるのが自然です
  • 道の「秋さけに関するお知らせ」ページ水産林務部 漁業管理課。2026年9月10日時点の最新項目は9月4日の漁獲速報で、秋さけ祭の告知はまだありません
  • チカホ公式のイベントカレンダーは当てにしない:札幌駅前通地下歩行空間の公式サイトにはイベント一覧がありますが、過去に開催された年の秋さけ祭もそこには載っていませんでした。カレンダーに無いことを「今年は中止」の根拠にはできません

過去3年(2023〜2025年)はいずれも10月の土曜日に開かれています。ただし3年分の実績にすぎないので、2026年も同じとは書けません。

どんな催しか(2024年の道庁報道発表より)

一次情報として確かめられるのは2024年(第12回)の道庁報道発表です。2025年の会場や開始時刻は情報が食い違っていて確定できなかったので、ここでは2024年の内容を「過去の開催の姿」として載せます。

項目2024年(第12回)の内容
日時2024年10月19日(土)11:00〜16:00
会場チカホ 北3条交差点広場(西)
主催北海道定置漁業協会(後援:北海道、北海道漁業協同組合連合会/共催:北海道秋鮭普及協議会)
さけ・いくら丼(100円)①11:30〜 ②12:30〜 各250食(合わせて500食)
ステージ12:00からクイズ大会。各地の水産物を提供
出店団体北海道定置漁業協会の北見・根室・十勝・宗谷の各支部、釧路さけ定置漁業協会、日高定置漁業者組合(6団体)

ここで押さえておきたいのは、100円の丼が「先着500食」ではなく「11時30分と12時30分の2回、各250食」だったことです。1回目の列に間に合わなくても、1時間後にもう一度チャンスがあります。逆に言うと、11時に会場が開いてすぐ丼が出るわけではありません。

丼のほかに、網走・根室・釧路・十勝・日高・宗谷の各産地の漁師が秋さけ製品や旬の水産物を直接売る場でもあります。産地ごとに味付けや加工の違いを見比べられる機会は札幌ではそう多くありません。

会場はチカホ北3条交差点広場(西)。地上の目印は道庁赤れんが庁舎

会場の北3条交差点広場(西)は、札幌駅前通の地下を走るチカホのうち、北3条通と交わる交差点の真下にある広場です。地上でいえば、道庁赤れんが庁舎へ向かう北3条通と駅前通がぶつかる角で、赤れんがテラスのすぐそば。チカホから赤れんがテラスへ直結している出口のことは 赤れんがテラス完全ガイド に書いているので、地上に出る場合はそちらが目印になります。JR札幌駅からも地下鉄さっぽろ駅からも、地下を歩いてそのまま着けます。

車で行くなら、答えは「早めに地下駐車場へ入れて歩く」

チカホは歩行者専用の地下通路で、駐車場はありません。車で行く場合は近くの駐車場に停めて地下を歩くことになります。問題は時間帯です。100円の丼を狙う時間は土曜の11時30分と12時30分。札幌市が札幌駅北口地下駐車場の公式ページで「休日の10時から16時は、満車になるなど特に混雑することが多い」と自ら書いている、まさにその時間帯にぴったり重なります。

駐車場営業時間料金備考
札幌駅北口地下駐車場(北7条西3丁目・札幌市)7:00〜24:00(入庫は22:00まで)30分までごとに250円230台。市の公式ページに休日10〜16時の混雑注意あり
大通地下駐車場(さっぽろ地下街)8:00〜22:00最初の1時間460円、以降30分ごと230円車高2.1m・車幅2.1m・車長5.0mまで
北1条地下駐車場7:30〜22:00163台。チカホ公式FAQが「接続されている」と案内している駐車場

出典は札幌市の札幌駅北口地下駐車場のページさっぽろ地下街のアクセスページチカホ公式サイトのFAQです(2026年9月10日確認)。北1条地下駐車場の料金はFAQに載っていないので現地で確かめてください。会場の北3条は札幌駅と大通のちょうど中間なので、どこに停めても地下を数百メートル歩くことになります。

ホクドラの読者に効いてくるのは、大通地下駐車場の車高2.1mの制限です。背の高いミニバンや、秋のドライブでルーフボックスを積んだままの車は入れません。該当する人は札幌駅北口地下駐車場か、周辺の平面駐車場を先に当たっておいた方が安全です。

駐車場は事前予約もできます

土曜の昼の札幌駅前は満車になりやすい時間帯です。予約制の駐車場サービスを使うと、近隣の空き駐車場を先に押さえておけます:
安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)

500食に賭けて車で行っていいのか

正直に書くと、さけ・いくら丼は1日500食しかありません。電車で来た人は「ダメなら帰る」で済みますが、車で来ると駐車料金を払っています。それでも行く価値があると言えるのは次の3点があるからです。

  • 2回制:11時30分の回を逃しても12時30分の回がある(2024年の実績)
  • 丼以外にも買い物がある:各産地の漁師が持ち込む秋さけ製品と旬の水産物は、丼が終わっても買える
  • 外したときの受け皿が歩いて行ける距離にある:札幌駅と大通の間なので、海鮮丼の店には困りません。候補は 札幌の海鮮丼ガイド にまとめています

なお、9月11日から10月3日まで大通公園で開かれる さっぽろオータムフェスト2026 が終わった直後の10月に、駅前の地下でこの催しが来るのがここ数年の流れです。

なぜ今年、この100円が際立つのか。秋さけの数字

今年の秋さけ祭の「100円」は、例年より重い意味を持ちます。北海道の秋さけが記録的に少ないからです。数字はすべて公的機関の一次情報で、日付を添えて載せます。

来遊数の予測:2026年は364.5万尾、前年の53.1%

道総研さけます・内水面水産試験場が2026年6月24日に出した「令和8年(2026年)の秋サケの資源状況について」によると、2026年の全道への秋サケ来遊数の予測は364.5万尾(3,645千尾)、前年比53.1%です。前年の2025年の来遊数は686万尾で前年比39%、「平成以降では過去最低の水準」と同じ資料に書かれています。その2025年からさらにほぼ半分になる予測です。

ここでいう来遊数は「沿岸での漁獲数と河川での捕獲数の合計」です。同じ資料は、予測はシブリング法(前年の3年魚の数から今年の4年魚を推定する方法)が基本で、近年は成熟年齢の低下によって予測精度が落ちていることも明記しています。予測が上にも下にも外れうる、という前提で読む数字です。

沿岸漁獲の確定値:2025年は561.6万尾

海で獲れた分だけを数える沿岸漁獲数は、道の「北海道秋さけ漁獲速報(旬報)」に載っています。2025年(令和7年)の最終値は5,616千尾。過去10年を並べると、2015年の33,261千尾から2024年の15,630千尾まで、どの年も1,500万尾を下回っていません。2025年はその半分にも届きませんでした。

20212022202320242025
沿岸漁獲尾数(千尾)16,68729,39919,21615,6305,616

2026年分の旬報は、9月10日時点ではまだ1回も出ていません。同ページには「毎旬10日現在で集計し、公表は開庁日2〜3日以降」とあるので、初回は9月中旬に出る見込みです。

いくらが高い理由は、雌の値段と数を見ると分かる

札幌市中央卸売市場が公開している水産物の卸売実績(前日分)を2026年9月8日分で見ると、日高産の秋さけ(雌)のせりの中値は1kgあたり2,412円、網走産の秋さけ(雄)は1,307円。腹に筋子を抱えた雌は雄のほぼ2倍の値段で、しかもこの日に市場へ入った雌は雄の20分の1にも満たない量でした。いくらの原料になる雌が少なく、高い。天然のいくら丼が100円で出るという催しの異常さは、この2つの数字だけで説明がつきます(同ページは毎日入れ替わるので、数字は9月8日分です)。

そして北海道の秋さけ定置網漁は、道の漁業管理課の資料(第15次定置漁業権・2024〜2028年)によると、海区ごとに8月30日〜9月8日に始まり、11月20日〜12月25日に終わります。10月の秋さけ祭は、漁の真っ最中に漁師本人が札幌へ出てくる催しだということです。

よくある質問

Q. 2026年の秋さけ祭はいつですか?

2026年9月10日時点では未発表です。2024年は10月7日に道庁が報道発表し、10月19日(土)に開かれました。過去3年はいずれも10月の土曜日ですが、2026年も同じとは限りません。発表が出しだい、この記事に追記します。急ぐ場合は北海道定置漁業協会(011-261-1033)に電話で確かめる方法があります。

Q. さけ・いくら丼は先着500食ですか?

2024年の道庁報道発表では「①11:30〜 ②12:30〜 各250食」です。先着500食ではなく、2回に分けて各250食。1回目に間に合わなくても2回目があります。2026年の食数と時間は発表を待ってください。

Q. 会場に駐車場はありますか?

ありません。チカホは歩行者用の地下通路です。札幌駅北口地下駐車場(230台・30分250円)、大通地下駐車場(車高2.1mまで)、チカホに接続している北1条地下駐車場(163台)などに停めて地下を歩きます。土曜の10〜16時は満車になりやすい時間帯です。

Q. 支払いは現金ですか?

道庁の報道発表には支払い方法の記載がありません。漁師の直売という性格上、現金を用意していくのが無難です。

Q. なぜ今年はいくらがこんなに高いのですか?

道総研の予測では2026年の秋サケ来遊数は364.5万尾で前年の53.1%、その前年の2025年もすでに平成以降で最低でした。2026年9月8日の札幌市中央卸売市場では、筋子を抱えた雌の秋さけが雄のほぼ2倍の値段で、量は雄の20分の1以下。原料が少なく高いので、いくらも高くなります。減っている理由については、道総研の資料は資源状況と予測手法しか書いていないので、この記事でも断定しません。

まとめ

秋さけ祭は、札幌駅と大通の間の地下で、道内各地の定置網の漁師が秋さけを直接売り、天然のさけ・いくら丼を100円で出す年1回の催しです。2026年の日程は執筆時点で未発表で、例年は道庁の報道発表で開催の直前に出ます。車で行くなら会場に駐車場はないので、早めに地下駐車場へ入れて歩くこと。大通地下駐車場は車高2.1mまでなので、背の高い車は札幌駅北口側を考えておくと安心です。秋さけが記録的に少ない年だからこそ、100円の丼の意味は大きくなります。

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※ お出かけの前にご確認ください
掲載している内容は執筆時点(2026年9月10日)の情報です。2026年の秋さけ祭の日程・会場・提供内容は未発表で、催しの内容は2024年の北海道庁報道発表に基づいています。駐車場の料金や営業時間、秋さけの数字も変わることがあります。お出かけの前に、北海道庁の発表や各駐車場の公式ページで最新の情報を必ずご確認ください。

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