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車のフロントガラスが凍ったら?お湯はNG、解氷スプレーなら約1分|冬の朝の解かし方と前の晩の予防
メンテナンス・お手入れ2026-10-31

車のフロントガラスが凍ったら?お湯はNG、解氷スプレーなら約1分|冬の朝の解かし方と前の晩の予防

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目次7項目
  1. 急いでいる朝の解かし方
  2. やってはいけないこと
  3. 前の晩にできる予防
  4. ドアが凍って開かないとき
  5. 車に積んでおきたいもの
  6. いつごろから必要になる?
  7. よくある質問

冬の朝、車のフロントガラスが真っ白に凍っていたら、お湯はかけないでください。温度差でガラスが割れるおそれがあり、解けた水がすぐまた凍ることもあります。JAFのテストでは、解氷スプレーなら約1分、デフロスターだけだと約10分で見えるようになりました。

この記事では、急いでいる朝の解かし方、前の晩にできる予防、ワイパーやドアが凍ったときの動き方をまとめました。札幌ではこれから雪の季節です。冬の朝に慌てないよう、先に読んでおくと役に立ちます。

急いでいる朝の解かし方

順番は次のとおりです。解氷スプレーがあるかどうかで、かかる時間が大きく変わります。

  1. エンジンをかけ、デフロスター(フロントガラスに風を当てる吹き出し)を強にする
  2. 解氷スプレーをガラス全体にかける
  3. 解けてきた氷をスクレーパーでそっと落とす
  4. 前と横、後ろの窓とミラーが見えるのを確かめてから動かす

JAFが長野県の菅平高原で行ったテストでは、解かす方法によって次のような差が出ました。

方法見えるようになるまでメモ
解氷スプレー約1分いちばん速い
デフロスターだけ約10分内気循環・風量最大の場合。長いアイドリングになる
お湯使わないガラスが割れるおそれ。解けた水がまた凍ることもある

テストの最低気温は-6.3℃でした。1台の車を一晩だけ調べた結果なので、車や気温によって時間は変わります。JAFは、デフロスターだけに頼らず、解氷スプレーやスクレーパーと組み合わせることを勧めています。

やってはいけないこと

お湯をかける

いちばんやりがちな失敗です。冷えたガラスに急に熱いものをかけると、温度差で割れるおそれがあります。ぬるま湯でも、解けた水が流れた先で凍れば、ドアのまわりや足元が滑ります。

凍ったままワイパーを動かす

ワイパーのゴムがガラスに張り付いていることがあります。そのまま動かすと、ゴムやモーターを傷めるおそれがあります。ガラスの氷を先に解かし、ワイパーが動くのを確かめてからスイッチを入れましょう。

のぞき窓だけ開けて走り出す

丸く小さく解かしただけで発進すると、横から来る車や歩行者が見えません。冬の朝は道路も滑りやすく、止まるまでの距離も伸びます。全体が見えてから出発しましょう。

前の晩にできる予防

朝の苦労は、前の晩の一手間でかなり減らせます。JAFのテストでは、次のような差が出ました。

対策翌朝の結果
フロントガラスにカバーをかける凍らなかった。いちばん効果があった
撥水剤を塗っておく凍ったが、スクレーパーで削り落とせた
何もしないスクレーパーを使っても見えるようにできなかった

いちばん手軽なのはカバーです。ホームセンターやカー用品店で手に入ります。雪が降る日も、カバーごと雪を落とせるので朝の雪下ろしが楽になります。

ワイパーは立てておく

寒い地域では、ワイパーのゴムが凍ってガラスに張り付くことがあります。JAFは、ワイパーを立てて駐車することを勧めています。ただし、車種によってはボンネットに当たる位置まで動かす操作が要ります。説明書で確かめてから立てましょう。

ドアが凍って開かないとき

雨や雪の日に走ったあと、ドアのゴムまわりが濡れたまま駐車すると、朝にはドアが凍って開かなくなることがあります。JAFのテストでは、乾いたドアは約5kgの力で開いたのに、水で濡らしたドアは20kg以上の力が必要でした。

無理に引っ張ると、ドアやゴム、ドアノブが壊れるおそれがあります。次の順番で試してください。

  • 別のドアが開かないか確かめる
  • 開いたドアから乗り込み、エンジンをかけて車内を暖める
  • 少し待ってから、ゆっくり開ける

予防は簡単です。駐車の前に、ドアのゴムまわりの水気を拭き取ります。凍結防止剤を塗っておくとさらに安心です。

車に積んでおきたいもの

  • 解氷スプレー:急ぐ朝の強い味方。車内と家に1本ずつあると安心です
  • スクレーパー:氷を削る道具。雪用のブラシと一体のものが便利です
  • フロントガラスのカバー:前の晩の予防に
  • 手袋:素手で触ると冷たいうえ、けがの元になります

ほかに積んでおくものは、冬の車の準備にまとめています。ライトまわりの雪や夜道の注意は札幌の日の入りと薄暮の事故も参考にしてください。

いつごろから必要になる?

札幌の初雪は2026年は10月28日で、はじめて積もるのは平年11月12日、長く積もったままになる根雪は平年12月6日です。根雪の時期は札幌の根雪はいつからにまとめました。タイヤがまだなら、札幌のタイヤ交換時期も確かめておきましょう。

よくある質問

Q. フロントガラスの凍結にお湯をかけてもいい?

おすすめしません。温度差でガラスが割れるおそれがあり、解けた水がすぐ凍ることもあります。

Q. いちばん早く解かす方法は?

解氷スプレーです。JAFのテストでは約1分で解けました。デフロスターだけだと約10分かかりました。

Q. 凍結を防ぐにはどうすればいい?

前の晩にフロントガラスのカバーをかけるのがいちばん効果的です。撥水剤を塗っておくと、凍っても氷を削り落としやすくなります。

Q. ワイパーは立てておいたほうがいい?

寒い地域では、ゴムが凍って張り付くことがあるので立てておくと安心です。車種ごとの動かし方は説明書で確かめてください。

Q. ドアが凍って開かないときは?

無理に引っ張らず、別のドアから乗ってエンジンをかけ、車内を暖めてからゆっくり開けます。力まかせに開けると、ドアやゴムが壊れるおそれがあります。

出典:JAFユーザーテスト「寒冷地での駐車時は窓やドアの凍結に注意!」(2014年2月実施)/札幌管区気象台の観測状況

※ ご利用の前にご確認ください
掲載している内容は執筆時点(2026年10月31日)の情報です。
ご利用の前に、車の説明書や商品の説明、公式サイトなど最新の情報を必ずご確認ください。

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